
アゼライン酸がニキビや酒さにいいらしいけど、刺激が強くて使えなくて…。

アゼライン酸クリームは、伸ばしにくいしベタつきが苦手。
そんなお悩みを持つ方に、自信を持って届けられるアゼライン酸美容液ができました。
敏感肌化粧品を研究・開発して来た医学博士の高岡が、なぜ今「10%」という濃度で新美容液を開発したのか?
そして開発者自身も…今さらの告白!?
20年に及ぶ開発の裏側をお話ししながら、アゼライン酸のマニアックな情報をお届けします。

神戸大学 医学部 医学博士 取得。
敏感肌の研究を専門とし、皮膚のバリア修復に注目した新しいスキンケア理論を開発。
日本美容皮膚科学会、セラミド研究会などに所属。
「ニキビ・赤み」の救世主、アゼライン酸とは?

アゼライン酸
アゼライン酸は海外ではニキビの治療薬として用いられていますが、日本では医薬品としては認可されていません。
そのため、数年前まではあまり知られていませんでしたが、最近は、アゼライン酸配合の化粧品が数多く市販されるようになってきており、成分通の方々にはよく知られるようになってきています。

ニキビのみならず酒さの方からも注目されている成分です。
アゼライン酸の主な効果:
- 角化抑制作用
- 抗菌作用
- 抗炎症作用
- 皮脂分泌抑制作用
- 炎症後色素沈着抑制作用
アゼライン酸は、小麦やライ麦などの穀物や酵母に含まれている天然由来の飽和ジカルボン酸として知られています。化粧品原料としては、ヒマワリ由来のものがメジャーのようです。
アゼライン酸には催奇形性はみられず、遺伝毒性試験や耐性獲得試験でも陰性で、安全性の高い成分と言われています。
高濃度ではかゆみや刺激感、熱感を感じることが多いのですが、この自覚症状は比較的軽度で、時間の経過とともに軽快すると言われています。
ベタつくクリームはイヤ!皮膚科医からの無理難題

私のアゼライン酸との出会いは、約20年ほど前です。
当時はアゼライン酸はほとんど知られておらず、海外で医薬品として使われているので、皮膚科医師の方が知っている程度だったように思います。
化粧品原料としても良いものがなく、日本国内では化粧品にもあまり使用されていませんでした。
アゼライン酸は水に溶けないので、アゼライン酸配合の化粧品の多くはクリームに配合されており、油分と一緒に配合されているものがほとんどで、油分を嫌うニキビ患者の方には不評でした。

そこで、知り合いの皮膚科医の先生から「アゼライン酸を配合したローションは作れないか?」との依頼を受けたのが、私がアゼライン酸を知ったきっかけでした。
アゼライン酸は水に溶けないので、大量のエタノールに溶かせば溶けなくはないですが、ローションとしてはいただけないものにしかなりませんでした。
当時は他に良い原料もなく、あきらめざるを得ませんでした。

高濃度で使用感の良いものを作るのが難しいのは、主として「アゼライン酸は水に溶けない」この性質によるものです。
転機は突然に…水に溶けるアゼライン酸登場!
それから数年が経ち、ある原料メーカーからアゼライン酸誘導体が発売されました。私は化粧品関連の展示会でそれを目にして、心躍りました。
なぜなら、このアゼライン酸誘導体であれば水に溶かすことが可能になるからです。

しかしながら、すでにその皮膚科医の先生とは疎遠になってしまっていたので、商品化にはつながりませんでした。
残念に思っていたところ、当時私が商品開発の責任者を兼任していたE社の社長のOさんからアゼライン酸配合のニキビ用スポッツ(ニキビのできているところに部分的に塗るゲル状の化粧品)を発売したいとの企画が上がり、開発担当者が私のところに相談にきたので、そのアゼライン酸誘導体のことを紹介しました。
それから数か月後に、E社からニキビケア用ゲル化粧品が発売になりました。

長年追っていたアゼライン酸の情報が、自社製品ではないとはいえ、商品化に結び付き、研究者としてとても嬉しく思いましたね。

で、E社とは、あのミネラルメイクで有名な?
新「水に溶けるアゼライン酸」がスゴイ理由
しかし、私の中には「理想のアゼライン酸美容液」があり、誘導体ではないピュアなアゼライン酸で、しかもべたつかない、敏感肌に優しい美容液ができないものかと、原料探しは続きました。
そして数年後、今度はアゼライン酸を「シクロデキストリン」という成分で包接した原料が開発されました。
シクロデキストリンというのはカップのような形をした炭素化合物で、天然由来の安全性の高い物質です。

油性成分や香料などを包接することで可溶化(水に溶けるようにすること)でき、徐々に放出されるので長く維持することができるため、可溶化剤として時々用いられる物質です。
シクロデキストリンにアゼライン酸を包接することで、水に溶かすことができ、さらに徐々に放出されるので、肌への刺激が少ないことが特徴です。


これで「敏感肌のための」アゼライン酸美容液が作れる!と小躍りしましたね♪
原料メーカーの言うところでは、アゼライン酸10%の配合も可能だと言っていたのですが、かなり特殊な処方となるようで、通常はせいぜい2%くらいが実用的だと思いました。
DSRでは、安定性の安全を見込んでアゼライン酸1%配合の美容液として商品化しました。こちらは現在も販売しており、人気の商品です。
また、皮膚科医からの無理難題であった、アゼライン酸配合ローションも、後日誘導体を使用して商品化することができました。

どちらも低刺激でアゼライン酸を試せるため、敏感肌で高濃度のアゼライン酸が苦手の方にもおすすめです。

シェルシュール公式LINEで「アゼライン酸」
高濃度でさらり!…スーパーな原料との出会い
ここ数年、ちまたではアゼライン酸配合量が20%や10%、15%などの高濃度の化粧品が発売され、ひそかにマニアの間では話題になっています。検索キーワードも急上昇中。

日本皮膚科学会の痤瘡、酒さの治療のガイドラインにもアゼライン酸が登場していること、そして化粧品原料としてもアゼライン酸の原料が色々とでてきていることも要因かもしれません。

私のまわりでも、社内やアンバサダーさん、お客様から、「もっと効果を実感できる高濃度のアゼライン酸美容液はできないの?」とプレッシャーをかけられていました。

他社が20%を出している中で、中途半端なものは出せない。しかし、むやみに濃度を上げれば使用感は悪くなる…。
そんなジレンマの中でとんでもない原料と出会ってしまいました!
100%が15μm以下の微細な粉末のため、非常に分散性にすぐれている。ざらざら感は皆無。
このアゼライン酸パウダーと弊社独自の美容液の処方技術で、高配合のアゼライン酸美容液の開発に成功しました。

オイルフリーでも伸びが良くなめらかな美容液となっているところがミソです。
≫ アゼライン酸美容液モニターアンケートでの「伸ばしやすさ」アンケート結果
【詳細】新!アゼライン酸化粧品モニターアンケート結果 – 新商品開発クラブより
配合量は何%にするか…それが問題だ!

20%のアゼライン酸配合の化粧品は市販されていますが、20%というのは海外では医薬品のレベルです。
クリニックの先生の指導の下で使用するには良いのですが、セルフで購入できてしまう「毎日使う化粧品」としてはよろしくありません。
弊社と懇意にしていただいている敏感肌のアンバサダーさんの中には「10%だと使えるんですけど、11%を超えると刺激を感じてしまうんです。」とおっしゃる方もいて、毎日使えて刺激を感じないけれども、効果を実感できる、ぎりぎり最低の配合量は?と探っていきました。

たどりついたのが10%です
実は私自身が、10%を超えると、かゆみを感じてしまったのです。
何度か使っているうちに感じなくなったのですが、私が10%で刺激を感じるくらいだから、多くの方は刺激を感じてしまうのではないか?
そんな懸念をよそに、社内では特に問題もなく、社外で約50名の方にモニターをしていただきました。その結果…
- 全く刺激を感じなかった方が38%
- はじめは刺激を感じたが次第に感じなくなったという方が46%

ほとんどが敏感肌の方であるにもかかわらず、なんと80%以上の方が使えた、という結果に驚きを感じつつも安堵しました。

使用感も申し分ないアンケート結果でしたので、発売することが決定になりました。
【告白】実は私も敏感肌だった…

もう20年以上、敏感肌向けのスキンケア化粧品を開発していますが、自分は敏感肌だとは思っていなかったんです。
昔は、男性用のトニックシャンプーや汗拭きシートを使うと刺激を感じてしまって、使えなかったのですが、今思えばやはり敏感肌だったということですね。メントールに刺激を感じてしまうようです。(そういう方は多いかもしれません)
ただ、それは化粧品に携わるようになるずっと前の話で、最近まで忘れていました。

化粧品の開発を行うようになってからは、敏感肌向けの製品ばかり処方していたので、自分で使っても刺激を感じることがなく、自分が敏感肌だと気づかなかったようです(笑)

え、えぇーーーっ!今さらびっくり!
シェルシュールは開発者まで敏感肌だったとは!

シェルシュールは、敏感肌の開発者による、敏感肌のための、敏感肌用化粧品ですね!←俺うまいこと言った
高濃度のアゼライン酸で刺激を感じても、次第に軽快していくというのは、医学的にも報告されていますし、弊社アンケートの結果にも出ています。
ニキビや酒さなどのお悩みに、敏感肌だからと言って、あきらめずにチャレンジしてみても良いかもしれません。

いきなり高濃度は怖いという方は、現在販売されている、低濃度のアゼライン酸美容液から試してみてください。

シェルシュール公式LINEで「アゼライン酸」

濃度10%の新アゼライン酸美容液の発売は、4月上旬を予定しております。

いち早くお試しいただけるよう、数量限定ミニサイズの先行販売を企画しております。
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