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肌に優しい・よく落ちる「両立させたアレ」クレンジング開発秘話3

敏感肌
お客様
お客様

モイスチャークレンジングジェルJが、お肌にやさしいのに優れたクレンジング性能をもっているのはなぜですか?

社長
社長

それは、シェルシュール独自の発想で、アレとアレがお肌にやさしい相乗効果を生んでいると、科学的に考えられるからです。

科学的な洗浄のメカニズム、知ってる?

洗顔

汚れる→洗浄する とは?

「汚れる」という現象は、汚れが皮膚(固体)表面に付着することです。

具体的には汚れは、メイクアップ成分(粉体や油分など)、たんぱく質、油分などであり、これらが皮膚に付着している状態です。

洗浄メカニズム 汚れ

この汚れを「洗浄する」ためにはこの汚れと皮膚との間の付着エネルギーを最小にして、汚れを皮膚から引きはがし、再び汚れが皮膚に付着するのを邪魔することが必要です。

ぬれ(汚れに付着する)

洗浄メカニズム ぬれ

このために、まず洗浄成分は汚れの表面に付着する(「ぬれ」と言います)ことが必要です。

そして洗浄成分が汚れと皮膚との間に割り込んで汚れを「ぬれ」させることも必要です。

斥力・ローリングアップ

次に汚れと皮膚との間には、引力と斥力が働いており、引力が大きい場合に汚れが付着し、斥力が大きくなれば皮膚から剥がれることができます。

洗浄成分は汚れと皮膚の間に入り込み、この斥力を大きくすることで汚れが皮膚から引きはがされ、再び付着することを防ぐことができます。

洗浄メカニズム ローリングアップ

液体汚れの場合、油滴となって皮膚表面から離脱する現象を「ローリングアップ」と言います。

洗浄成分が皮膚の表面に吸着して、界面張力を下げるために汚れと皮膚との接触角が大きくなり、ローリングアップが起こります。

汚れは皮膚から剥がされて乳化または可溶化され、水に分散されて洗い流されていきます。

洗浄メカニズム 界面活性剤

洗浄成分の特長

洗浄成分 界面活性剤

アミノ酸系洗浄成分

モイスチャークレンジングジェルJに使用しているアミノ酸系の洗浄成分、ココイルリンゴアミノ酸Naは陰イオン界面活性剤に分類されます。

一般的に陰イオン界面活性剤はタンパク質を変性され、刺激があるものが多いのですが、アミノ酸系の界面活性剤は非常に低刺激です。

特に、このココイルリンゴアミノ酸Naは極めて低刺激で、たんぱく質を変性させず、また眼や皮膚への刺激がほとんどありません。

同じアミノ酸系の界面活性剤であるラウロイルグルタミン酸Naに比べても極めて刺激の低い洗浄成分で、皮膚のバリア機能を壊しにくい特徴があります。

また生分解性にも優れています。

グルコシド系洗浄成分

モイスチャークレンジングジェルJに使用しているグルコシド系の洗浄成分、(カプリリル/カプリル)グルコシド、デシルグルコシドは非イオン性の界面活性剤に分類されます。

非常に低刺激で、タンパク質の変性を生じさせず、皮膚の保湿バリアを壊しにくい特徴があります。

また毒性もなく、生分解性にも優れています。

社長
社長

ここまでは、広く一般的に知られている事実です。

モイスチャークレンジングジェルJがお肌にやさしいのに優れたクレンジング性能をもっているのはなぜか?

社長
社長

ここからが、今までの経験や科学的なデータを活かした、シェルシュール独自の発想になります。

相乗効果で低刺激に

洗浄成分として使用しているグルコシド系の洗浄成分とアミノ酸系の洗浄成分は極めて低刺激で皮膚のバリアをあまり壊しません。

またグルコシド系の非イオン界面活性剤は、陰イオン界面活性剤と併用することで陰イオン界面活性剤の刺激性をさらに低減させる効果があり、皮膚への浸透性も抑える効果があると言われていますので、より一層低刺激になっていることが期待できます。

「ぬれ」やすい・「斥力」を高める

さらに、これらの界面活性剤は親水性と親油性のバランスがとてもよく、皮膚と汚れの間に入り込みやすい性質をもっていて、そのため汚れを「ぬれ」やすくします。

そのため、汚れと皮膚との間の斥力を高める効果があるために優れたクレンジング能力を発揮するのではないかと推測されます。

モイスチャークレンジングジェルJテクスチャー

*「優れたクレンジング能力」とは、「普通のメイク」がよく落ちることであり「ウォータープルーフ等、落ちにくい加工のされたメイク」をすっきり落とす程の強いクレンジング性能はありません。

タンパク質を変質しない…デメリットある?

これらの洗浄成分はタンパク質を変性しませんので、皮膚のバリア機能を壊しにくく、セラミドなどの大切な保湿成分の流出があまりないかもしれませんが、たんぱく質汚れには弱いかもしれません。

しかし一般的に私たちの皮膚のたんぱく質汚れは古い角質などぐらいですから、あまりデメリットになることはない、と考えています。

まとめ

以上のことから、モイスチャークレンジングジェルJが、お肌にやさしいのに優れたクレンジング性能を持っているのは、

・アミノ酸系の陰イオン界面活性剤 1種
・グルコシド系の非イオン性の界面活性剤 2種

それぞれの洗浄成分が持つ、肌へのやさしさと優れたクレンジング性能が、より一層の相乗効果を生んでいると、科学的に推測されるからです。

中村
中村

洗浄成分は、ココイルリンゴアミノ酸Na(カプリリル/カプリル)グルコシドデシルグルコシド、3種だから、アレとアレとアレね(笑)

スタッフ西川
スタッフ西川

多分、「アレ」って言いたかっただけですね。DSRは兵庫県(阪神タイガース本拠地)の会社ですから。

お客様のお話を伺っていると、洗浄力が強すぎるクレンジングや洗顔料でのダブル洗顔が、敏感肌や乾燥肌を作ってしまっていることも多いです。

一方、汚れがきちんと落とせていないことで、お肌のトラブルを生んでしまうこともあります。

お肌にやさしく、クレンジング性能も高いのに、ダブル洗顔不要、洗顔料としても優秀な「モイスチャークレンジングジェルJ」で、敏感肌の基本ケア、見直してみませんか?

モイスチャークレンジングジェルJ

【開発秘話】モイスチャークレンジングジェルJ
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3.肌に優しい・よく落ちる「両立させたアレ」(本記事)

これからも、皆様からのお声をもとに、敏感肌の方のための化粧品を開発して参りますので、お肌のお悩みや、ご要望など、どうぞお気軽にご相談下さい。