こんにちは、セラミド化粧品DSRの西川です。
4月の売上ランキングで、モイスチャーマトリックスQが1位を獲得し、社内が騒然としておりますが、その、モイスチャーマトリックスQで、ご好評を頂いている特徴の一つが「グリセリンフリー」です。
「ノンオイル」を謳うアイテムは多くあれども、「グリセリンフリー」は確かにあまり聞きません。
多くの化粧水・美容液には入っている保湿成分「グリセリン」が、モイスチャーマトリックスQにはなぜ入っていないのでしょうか?
グリセリンフリー美容液開発のきっかけ
その開発秘話を探るべく社長に直撃しました!
どんなドラマがあったのでしょうか!
と、一言言い放ち、話を切り上げようとする・・・待ってくださいよー
確かに社長のプロフィールにそう書いてあるけど・・・
今日はモイスチャーマトリックスQの増産で疲れているからか、塩対応だ。
グリセリンフリーの化粧水や美容液が少ない理由
しかしここで諦めないぞ!
グリセリンは、透明無臭で刺激が少なく、使用感に優れ、保湿効果も高く、化粧水や美容液になくてはならないアイテムです。
グリセリンフリーのアイテムを探したことのある方なら、そういった商品が少ないことはご存じかもしれません。
なぜなら、この優秀な機能を持ちながら、原料としては大変安価なので、企業として入れない理由がないからです。
グリセリンの保湿機能を他で代用しようとすれば、コストは上がり、使用感の低下などが発生します。
そして、グリセリンが合わないという方は今まで少なく、売上も見込めないため、開発する企業は少ないのだと考えます。
DSRでは、そんな状況にお困りの方が少数でもいらっしゃったので、開発しました。
グリセリンがアクネ菌の餌になる?
しかし、水を差すようですが、アクネ菌の餌になるのは、グリセリンだけではありません。
確かにグリセリンは、ニキビを悪化させるアクネ菌の餌となりますが、そもそも肌の上にはアクネ菌の餌となるものが沢山存在しています。
肌を守る皮脂膜もその一つですし、化粧品に含まれる油分、さらには、ヒアルロン酸やセラミドも同様に、肌の上のあらゆる常在菌の餌となます。
成分表示に水の次にグリセリンが来るような美容液も多い
グリセリンが合わないとおっしゃる方は、やはり、ニキビ、毛穴等、皮脂が原因で、炎症などのトラブルに悩まれる方も多いので、オイルフリーを望まれる方も多かった。
ただ、グリセリンもオイルも、保湿力・使用感共に「保湿したぞ!」という満足感を与えやすい成分なので、コストを上げ過ぎず、保湿力や使用感をアップさせ、さらには、炎症などのトラブルに対応できるよう、成分探しと処方には苦労しましたよ。
グリセリンフリーアイテム使用時の注意点
グリセリンフリーのモイスチャーマトリックスQを初めてお使いの方から「乾燥する」「つっぱる」というお声を頂くことがあります。
それは、グリセリンの、表面を覆うような被膜感(糖類なので、蜜のようなとろみがあります)に慣れていらっしゃると、それがないために「乾燥している」と感じられる場合があるからです。
しかし、モイスチャーマトリックスQは、ヒト型セラミドや天然保湿因子NMF、ヒアルロン酸など、しっかりとお肌の内部から潤いを与える処方になっています。
表面はサラッとしていて、ベタつきがない、それが、グリセリンフリー美容液の使用感ですので、初めての場合は、少し戸惑われてしまうかもしれませんが、ご安心くださいね。
乾燥を感じられるようであれば、重ね塗りすると、保湿効果が高まりますよ。
もちろん、レチノール誘導体による皮むけや赤みなどの症状が現れるようでしたら、直ちに使用を中止してくださいね。
グリセリンフリーの化粧水と美容液
脂漏性皮膚炎や、酒さ、ニキビ、過剰な皮脂分泌等でお悩みの方に、シェルシュールでは2種類のグリセリンフリー化粧水と、3種類のグリセリンフリー美容液をご用意しております。
グリセリンフリー化粧水2種
エッセンシャルモイスチャライザーBX
光老化に着目し、パプリカエキス(整肌成分)を配合したとろみのある化粧水兼美容液
バランシングモイスチャライザー
整肌成分アゼライン酸誘導体を配合した、シンプルな化粧水
グリセリンフリー美容液3種
モイスチャーマトリックスNS
モイスチャーマトリックスQ
レチノール誘導体(整肌成分)配合の美肌ケアもできるセラミド保湿美容液
アドバンストエッセンスAZ
注目の肌荒れ対策成分アゼライン酸を配合した美容液
グリセリンフリージェル1種
モイストバリアジェルPS
常在菌フローラに着目し、肌荒れを防ぐクロレラエキスを配合したセラミド保湿ジェル
もちろん全て、オイルフリー。
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