こんにちは、コスメコンシェルジュの中村です。
前回は、身近に潜む体の乾燥の原因についてお話しました。
どうでしょう、当てはまる内容もありましたでしょうか?
今回は、実際に保湿ボディケアをするときに
意識してもらいたいポイントをお話したいと思います!
うるおいを保つメカニズム
お肌にはいろんな層があるのですが、お肌の水分を保っているところはどこかご存知でしょうか。
答えは、表皮の一番外側、「角質層」です。
この角質層では、細胞と細胞の間に細胞間脂質(セラミドなど)という成分があります。
その成分が水分をサンドしたミルフィーユ状態(ラメラ構造)になっています。
このミルフィーユがお肌内部の水分を保ち、
お肌外部から細菌や異物が侵入するのを防ぐバリアになっています。
保湿ケアのポイントは2つ
顔も体と同様に保湿ケアのポイントは2つあります。
- 乾燥が気になるなら、細胞間脂質(+天然保湿因子)を補うこと
- カサカサがきになるなら、お肌表面を保護するエモリエント成分を補うこと
乾燥が気になる場合
ずばり!お肌の乾燥が気になるなら、
まずは水分をサンドできる細胞間脂質(セラミドなど)や、
保水をサポートする天然保湿因子を補うのがてっとり早いです~!
かさつき、粉吹きが気になる場合
そして水分や天然保湿因子、角質細胞間脂質で角質層を満たしてあげたら、
次はお肌表面のケアが大切です。
お肌表面のケア(かさつき、粉ふき対策)のポイントは油分を補うこと。
特にひじやすねなどは皮脂がそれほど多くない上に、衣類の摩擦も受けやすい部分です。
しっかり油分を補って角質の毛羽立ちを抑え、滑らかな状態に保ちましょう。
角質層をセラミドや水分で満たし、
お肌表面もしっかり油分でケアをしてあげると、
透明感のある艶やかなボディになりますよ!
保湿ボディケアのタイミング
やはり一番乾燥しやすいのはお風呂上がりです。
お風呂上がりは必ず体の保湿ケアをしてあげましょう。
保湿アイテムを塗るのは全身でなくても構いません。
乾燥しやすい部分もあれば、乾燥しにくい部分もあります。
乾燥に応じて頻度や、使うアイテムを変えてみてくださいね。
その他は、乾燥が気になるタイミングで保湿ケアをしてみてください。
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