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脂漏性皮膚炎のスキンケアまとめ:洗顔・保湿のポイントを解説

脂漏性皮膚炎
スタッフT
え?脂漏性皮膚炎のご相談が増える時期ってあるんですか?
スタッフ中村

ズバリ、夏前と冬です!

夏前は、増えてきた皮脂によって炎症が起こることが増えるようです。

スタッフT
なるほど、ちょうどこの時期ですね。そういえば午後になってテカリが増えてきたような…脂漏性皮膚炎スキンケアのポイントを教えてください!

脂漏性皮膚炎の洗顔のポイント

脂漏性皮膚炎の症状例

脂漏性皮膚炎には、常在菌の1種である「マラセチア」が関係していると言われています。

マラセチアは皮脂を餌に増殖するので、皮脂はきちんと落とすのがポイントです!

おすすめの洗顔料

脂漏性皮膚炎 洗顔料

皮脂が多い方
皮脂汚れに強い石けん系のものがおすすめ!

皮脂がそれほど多くない方
弱酸性のアミノ酸系などの優しいタイプのほうが良いですね。

石けん系だと逆に皮脂を落としすぎ、刺激や乾燥を招くことがあるからです。

洗顔料「石鹸系・アミノ酸系」見分け方

スタッフT
ドラッグストアに鬼のように並ぶ洗顔料、石鹸系かアミノ酸系か、どうやって見分け方を教えて下さい!
簡易的な判断基準その1:「弱酸性」と書かれていれば、ほぼ石鹸系ではない!
その2:全成分に「石鹸素地」とあれば石鹸系!
その3:油脂や脂肪酸と、アルカリの名前があれば石鹸系の可能性が高い!

<油脂の例>
・ヤシ油
・パーム油
・オリーブ油

<アルカリの例>
・水酸化Na
・水酸化K

<脂肪酸の名称例>
・ラウリン酸
・ミリスチン酸
・パルミチン酸
・ステアリン酸
・オレイン酸

脂漏性皮膚炎の保湿のポイント

脂漏性皮膚炎 保湿スキンケア

皮脂が多い方は、乾燥を感じにくいかもしれませんが、油分だけではお肌の乾燥を防ぐことはできません

炎症を悪化させない保湿ケア、特にお肌バリア機能を高めるスキンケアが大切です。

避けたい成分:油分

  • ワセリン
  • ミネラルオイル
  • オリーブ油などの油脂
スタッフ中村
やはり油分の多い化粧品で悪化することが多いようです。

取入れたい成分:保湿成分

  • セラミド
  • NMF(天然保湿因子)
スタッフ中村
角質層の水分保持を担う割合は、セラミドなどの角質細胞間脂質が80%以上と言われています。

油分の合わない方・脂漏性皮膚炎の方におすすめの保湿ケア方法 も参考になりますよ!

取入れたい成分:皮脂を抑える成分

皮脂が原因の一つと考えられるため、「皮脂を抑える成分」も脂漏性皮膚炎にいいと言われています。

皮脂を抑える成分

  • ビタミンC
  • レチノール
  • アゼライン酸

アゼライン酸はニキビ・酒さ・脂漏性皮膚炎への効果も期待されている、注目の成分です。

スタッフ中村
ただ、これらは刺激を感じやすいものもあるので、特に炎症が起きて敏感になっている方は注意が必要ですので、敏感肌さんはこちら↓
  • ナイアシンアミド
  • ビタミンB6
スタッフ中村
この2つは比較的低刺激なので、おすすめです!
中から外から「ビタミンB6」お肌に大切な栄養素・脂漏性皮膚炎との関連も!
社長お客様のお悩みを伺っていると、食品からビタミン等の栄養をしっかり摂取して頂くことも、とても大切だと感じます。今回は、...

脂漏性皮膚炎スキンケアのポイントまとめ

スタッフ中村
油分のコントロールと保湿がキーワードよ!
  1. 皮脂量に応じた洗顔料で、皮脂をきちんと落とす
  2. 油分を避け、セラミド等でしっかり保湿する
  3. 皮脂を抑える成分を活用する

脂漏性皮膚炎は発症原因が明確になっておらず、症状のコントロールが難しいと言われています。

症状が疑われる場合は、まずは皮膚科を受診されることをおすすめします。

スタッフT

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