敏感肌,脂漏性皮膚炎,酒さ,ニキビのスキンケア情報を発信

カプセル化した紫外線吸収剤ってつぶれないの?安全性は?

スキンケア講座
スタッフ西川
社長!紫外線対策って、結局どうしたらいいんですかっ?もう分かりません!
医学博士
西川君、そんな切羽詰まってどうしたんですか?
スタッフ西川
僕、デリケートなんで日焼け止めにかぶれるんですが、何を塗ったらいいのか、調べるほど良く分からなくなって来て・・・。

スタッフ西川
「日傘男子」には抵抗あるし・・・
医学博士
では、きちんとモイスチャーマトリックスUV+を塗って、ちゃんと塗り直して下さい。

スタッフ西川
自社製品をプッシュされたいでしょうが、気になることがいくつかあるんです。それがクリアにならないと、使えませんからっ!

紫外線吸収剤が入ったカプセルって本当に大丈夫?

ミクロな球体カプセルって大丈夫?

スタッフ西川
成分表示を見たら、紫外線吸収剤が入っているじゃないですか!

カプセルに閉じ込めました、 っていうのはなんとなく理解できるんですけど、目に見えないだけ怪しいです。

スタッフ西川
カプセルが潰れたり、紫外線吸収剤が漏れたりしないんですか?

ミクロな球体カプセル?

マイクロカプセルはミクロな球体で、その中が空洞になっています。
その空洞に紫外線吸収剤(オイル)を封入しているので、
漏れたり、お肌に直接触れることはありません。

マイクロカプセルの直径は2マイクロメートルなのでナノではなく、お肌の中には入っていかないサイズですが、十分小さいので肌の上で押さえてもプチっとつぶれることもありません。

マイクロカプセル

カプセルが中身と混じって変質することもない!

スタッフ西川
カプセルが、中の紫外線吸収剤と混ざって、変質したりしないんですか?

カプセルには、シリコーン樹脂と加水分解シルクペプチドで構成されている、最も安全性・安定性が高いと判断したものを使っています。

カプセル自体には反応性がないので、化学変化を起こすことはありません。

スタッフ西川
わっ!出た!シリコーン!ダメー!

はいはい、シリコーンと言っても、シリコーンオイルとは違い、シリコーン樹脂の仲間です。

『シリコーン』って聞くと構えてしまうようでは、まだまだ甘いですよ!

▶合成ポリマーは肌に悪いのか?医学博士が解説
(シリコーン樹脂は合成ポリマーの一種です)

シリコーン樹脂は、お肌になじみやすいのですが、しっかりと吸着して落ちにくいというものではありませんし、毒性もありませんよ。

実際にそのマイクロカプセルを使用した臨床試験が報告されており、アトピーの患者さんや子供さんでも全く問題なく使用できています。

紫外線ケアしましょう

スタッフ西川
紫外線吸収剤がしっかり紫外線をブロックするけど、肌への刺激は低い。なんだかイイこと尽くしだ・・・。

SPF・PA値に「相当」って書いてあるんですが?

医学博士
そうなんです。

正直に言うと、正式にSPFを測るのはとてもコストがかかります。

大量に作るメーカーさんなら、1個当たりのコストは小さいですが・・・

コストは結局のところ、どこかで値段に入れるしかありませんから、価格が上がってしまい、お客様にとっても不利益だと思いました。

スタッフ西川
社長っていつも素直ですよね(謎の上から目線)

そこで、原料メーカーさんのSPFアナライザーで測定して頂き、SPF50、PA+++相当であることが分かりました。

正式に決められているSPFの測定方法ではないので、この値を「SPF・PA」として書くことはできませんが、SPF50、PA+++相当の紫外線防御効果はあると考えていただければと思います。

スタッフ西川
まあ、値段が上がってしまうのはイヤなので、仕方がないか・・ここは譲りましょう(謎の上から目線)

 

次号では日焼け止めの使い方などに切り込みます!

モイスチャーマトリックスUV+の塗り直し問題・乾燥しない理由・白浮きとナノ化問題