「対症療法」グリチルリチン酸を配合する目的は?
肌が炎症していると、正常なターンオーバーが行われず、お肌のバリア機能は下がるばかりですね。
そこで、グリチルリチン酸を塗布すると・・・
- 抗炎症作用によって炎症が落ち着く
(すべての炎症が落ち着くわけではありません) - その間にスキンケアで肌のバリア機能を高める
- 正常なターンオーバーでバリア機能が高まる
- 炎症しにくい肌へ
グリチルリチン酸「リバウンド」説とは?
それは、「塗布している間にバリア機能を高められなかった場合」起こるかもしれませんね。
(炎症の原因は様々ななので、一概に言うことはできません)
バリア機能を高めるスキンケアが足りていなかった場合
炎症していた肌はバリア機能が非常に低下しています。
炎症がグリチルリチン酸で抑えられたとしても、自然にバリア機能を回復させるのは難しいです。
その時、セラミド等のバリア機能を高めてくれる成分を補うことで、回復を助けることができます。
バリア機能が高まる前に塗るのを止めてしまった場合
グリチルリチン酸は「対症療法」ですから、バリア機能が回復していなければ、使用を止めると元に戻ります。
その場合、再び炎症するのは当たり前です。
よく不安視されている「グリチルリチン酸の副作用」を恐れて、短期間でやめてしまうのはもったいないないと思います。
また、炎症は目に見えないレベルでも起きていますので、バリア機能を高く維持し続けるためにも、継続的な使用をおススメしております。
グリチルリチン酸入化粧品はどれくらい使って大丈夫?
グリチルリチン酸は医薬品にも使われていますが、この基本をまずしっかり頭に入れて置いてください。
医薬品:「短期間」&「高濃度」で速攻しっかり
化粧品:「長期間」&「低濃度」でゆっくり穏やか
この観点から、シェルシュールでは、毎日ずっと使い続けて問題のない量を配合しています。
*100回は非現実的な例えですが、グリチルリチン酸入の、何種類かのシェルシュール製品を、毎日塗り重ねて頂いても、問題のない量を配合しております。
*「グリチルリチン酸の副作用」についても、早合点西川が気になっているようなので、改めてご紹介させて頂きます。
–
なお、炎症が続く場合、ひどくなる場合、化粧品が染みるなどの場合は、自己判断による化粧品に頼らず、医師に相談することを心がけてくださいね。
人気記事ランキング