レチノール化粧品って、女性のお悩みの筆頭、シワやシミにいいんでしょ?バンバン塗ってこうよ!
効果が期待できるのは、それだけ「強い成分」ってこと。
そう言えば、レチノールで肌が荒れたって聞いたことある!
効果ばかりに目を向けていると、思わぬトラブルを招くこともあるのよ。
美肌のために使って、トラブル肌に・・・なんて嫌ですよね!
そこで今回は、レチノール化粧品の使用上の注意点を、医学博士の高岡先生と、コスメコンシェルジュの中村さんに聞いてまとめてみました。
基本的なレチノールの知識はこちらからどうぞ!
シワに効く?シミになる?「レチノール」という美肌成分をご存知ですか?
レチノール化粧品使用上の注意点
1.炎症や肌荒れのひどい方・超敏感肌の方にはおススメしません
レチノール化粧品を販売している企業としては、買ってもらえればそれでいい・・・なんてことは、DSRではあり得ません!
炎症や肌荒れがひどく、皮膚科に通われるような方は、レチノール誘導体を使用はおススメしません。
まずは保湿をして、お肌のバリア機能が改善し、炎症や肌荒れが収まってきてから、トライしてみてくださいね。
2.ゆらぎやすい方・軽めの敏感肌の方は慎重に!
レチノール化粧品っていいよ!なんて聞くと、不安だけど使ってみたいな・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、まずお試しサイズから、肌の様子に気を付けながら使ってください。
刺激を感じた場合は、次の使い方を参考にしてみてください。
レチノール化粧品に刺激を感じた場合の段階的な使用方法
レチノールの刺激は、慣れてくる可能性があるので、少しずつ慣れさせる3つの方法をご紹介します。
この中から、ご自身のやりやすい方法でお試しください。
1.薄めて使う→慣れて来たら濃度を上げる
モイスチャーマトリックスQの場合は、同じくオイルフリーのモイスチャーマトリックスISやモイスチャーマトリックスNSと混ぜて使ってみてください。
そして、刺激を感じなくなったら、徐々にQの量を増やして濃度を上げていきましょう。
2.塗る順番を変えてみる
化粧水や乳液などを先に塗ってワンクッションおけば、後から使うレチノール化粧品の刺激を受けにくくなります。
また、先に塗る化粧水や乳液がしっかりなじんでからレチノール化粧品を使うとさらに刺激を感じにくいです。
お肌のバリア機能を上げつつ、レチノールを使うので、こちらも、調子を見ながら順番を戻していきましょう。
3.頻度を減らす
毎日ではなく、お肌と相談しながら、間隔を空けてみましょう。
夜のみにする、1日おきにするなどがおススメです。
繰り返しになりますが、お肌が慣れてきたらそのままにせず、メーカーの推奨する頻度に徐々に上げていくと、レチノールの効果が発揮されやすくなるでしょう。
安全にスキンケアを楽しむために
肌に刺激になるものは全てダメ!じゃないんですね。
そうですね。大切なことは、お肌の様子をしっかりと観察して、臨機応変に対応することです。
敏感肌の方は、徐々に使い始めること、そして、強い刺激や炎症を感じたら使用をすぐに止め、皮膚科の先生に相談されることも、申し伝えておきたいと思います。
レチノールは「都市伝説」的なウワサも多いので、気になる方はこちらの記事もどうぞ!
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