新しい化粧品を試したいけど、敏感肌で合う化粧品少ないし不安…どうしたらいいですか?
この記事では、敏感肌の方が新しい化粧品を試す時のポイントを解説し、家にある意外なモノでできる「安心クッション法」をご紹介します。
敏感肌の方が新しい化粧品を試す時のポイント
新しい敏感肌化粧品をラインで揃えた!今日から全とっかえ♪
ワクワクしますよね~♪
でも、いきなり全とっかえはNGよ!
・複数の化粧品を一度に試さず、一つずつ試す
・一気に切り替えず、段階的に切り替える
・低刺激なものから試す
・ホルモンバランスのサイクルを意識する
・「安心ワンクッション法」を使う
複数の化粧品を一度に試さず、一つずつ試す
・合わない原因が特定しやすい
一気に切り替えず、段階的に切り替える
・大きなトラブルを防ぐ
低刺激なものから試す
・セラミド濃度が低いものから
・お肌が敏感な時は、攻めの成分のないものから
・レチノールやアゼライン酸等の攻めの成分を試したいときも、
ホルモンバランスのサイクルを意識する
・バイオリズムの悪い時に試さない
・1サイクル=約1ヶ月様子を見る
安心ワンクッション法を試す
敏感肌の方なら、お肌と新しい化粧品の間にクッションを挟んで刺激を低減する「安心ワンクッション法」をおススメします!
化粧品ジプシーになってしまう原因を、減らせるかもしれません。
新しい化粧品を試すなら!安心ワンクッション法
洗顔後の乾いた素肌にいきなり新しい化粧品を塗ると、使える可能性のある化粧品でも、肌が過剰に反応してしまうことも。
お肌と新しい化粧品の間に「ワンクッション」を挟みながら徐々に慣らしていくことで、気難しい敏感肌にも受け入れてもらいやすくなります。
問題なく使える化粧水がない→「水」!?
「水」というのは、顔を洗ったりする水のこと。
問題なく使える化粧水がない場合は、顔を洗って濡れた状態で新しい化粧品を塗ると、
この安心ワンクッションを使って、
新しい化粧品の相性確認ステップ
新しい化粧品を使う場合は、
「新しい化粧品が肌に合うか」をチェック
「新しい化粧品の保湿力で足りるか」をチェック
する必要があります。
「安心ワンクッション法」を使いながら、それぞれのプロセスを、モイスチャーマトリックス(
1.問題なく使える化粧水がある場合
新しい美容液を塗る前に、手持ちの「問題なく使える化粧水」を「クッション」にしながら試します。
*日数はあくまで目安です。お肌の状態と相談しながら、1つずつ進めてみてください。
1日目:朝or夜 どちらか(顔の一部分)
【化粧品そのものが肌に合うか確認】
洗顔後、問題なく使える化粧水を塗ってから、お顔の一部分にだけ新しい美容液を塗ります(パッチテスト的に)。
その後、他に使える手持ちの保湿アイテムがあれば塗る。
<確認したいこと>
合わない原因は何?
化粧品がそもそも合わない?
体調やホルモンバランスの影響?
その他イレギュラーな原因?
落ち着くまで数日待ってから、別の部位に試してみて。
2日目:朝or夜 どちらか(顔全体)
【化粧品そのものが肌に合うか確認】
洗顔後、問題なく使える化粧水を塗ってから、お顔全体に新しい美容液を塗る。
その後、他に使える手持ちの保湿アイテムがあれば塗る。
<確認したいこと>
化粧品がそもそも合わない?
体調やホルモンバランスの影響?
その他イレギュラーな原因?
落ち着くまで数日待ってから、もう1度試してみて。
3日~7日目:朝&夜 両方(顔全体)
【化粧品そのものが肌に合うか→保湿力が合うか確認】
洗顔後、問題なく使える化粧水を塗ってから、お顔全体に新しい美容液を塗り、お肌の乾燥を観察してみてください。
その後、他に使える手持ちの保湿アイテムがあれば塗る。
- 3日目:肌に合うか確認しつつ保湿力も確認
3日目くらいで荒れてくる方もいらっしゃるので、まだまだ慎重に!
- 4日目:保湿力が肌に合うか確認
そろそろ肌に合うか確認できた頃・・・保湿できているかを中心に、肌をよく観察してみて。
- 5~7日目:保湿力を肌に合うよう調整
新しい化粧品の量や保湿回数を工夫して保湿力を調整し、お肌に合う使い方を見つけるフェーズです。
・重ね塗りをする(塗ってすぐ後に再度塗る)
・回数を増やす(朝夜だけでなく日中も塗る)
など、工夫してみてください。
OKなら…「問題なく使える美容液」爆誕!
なお、1日目、2日目…と書いていますが、必ずこれに従う必要はなく、お肌と相談しながら次のステップに進んで下さいね。
2.問題なく使える化粧水がない場合
特に超敏感肌の方、酒さ・酒さ様皮膚炎や、脂漏性皮膚炎等が慢性的にある場合、手持ちに問題なく使える化粧品なんてない、水だけ!ということもありますよね…。
その場合は、その「水」にクッションになってもらいましょう。
ただの「水」がクッションに?
水分がスカスカなお肌に塗るよりは、一時的にでも水分がある方が、浸透がゆっくりになり、刺激が和らぐ可能性があるのよ!
基本的なプロセスは、「1.問題なく使える使える化粧水がある場合」と同じですが、
【1,2日目】洗顔後、お顔に水分が残った状態で(垂れない程度に拭いてもOK)新しい化粧品を塗ります。
【3日目以降】通常通りお顔を拭いて水分を取ってから、お顔全体に新しい化粧品を塗ってみてください。
お肌に合うスキンケア化粧品がなくてお困りの方は、是非試してみてくださいね!
美容液以外の新しい化粧品を試す場合
新しい「化粧水」の場合
手持ちの使える化粧水の後に、重ね塗りする形で、美容液と同じ手順で試す。
3日目以降問題なければ、手持ちの化粧水から新しい化粧水に切り替える。
新しい「乳液・クリーム」の場合
美容液と同じ手順で試す。
化粧水だけでなく、使える美容液などがあれば先に塗ってから、
乾燥が気になる場合は重ね塗りや、保湿の回数を増やしてください。
問題なく2週間ほど使えて、どうしても乾燥が気になる場合は、さらに保湿力の高い商品を試してもOK
商品の保湿力を上げるか、保湿アイテムを増やしてもいいですね。
「安心ワンクッション法」まとめ
敏感肌さんは、洗顔後の乾いた素肌に、新しい化粧品を直接つけない!
ただでさえ低いバリア機能がさらに低下しているので、過剰反応を招き・・・「化粧品ジプシー」の原因になってしまっているかもしれません。
化粧水クッション・水クッションの「安心ワンクッション法」で、お肌のバリア機能を一時的にでも補強してから、徐々に慣らしていくと、スムーズに導入できる可能性が上がります。
新しい化粧品の導入プロセスに迷ったら、経験豊富なコスメコンシェルジュにお気軽にご相談下さいね。
一緒にお肌に合う化粧品を探しましょう!
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