お肌への優しさと保湿力を徹底的に追求した「ベビーマトリックスF」の開発秘話

公開日: : 最終更新日:2014/11/12 製品情報, 開発秘話

ついに先月(10月)の終わり頃
ベビーマトリックスFが発売になりました。
たいへんお待たせいたしました。
一部のお客様には先行モニターとしてご使用いただいており
とてもご好評をいただいております。

このベビーマトリックスFは、お肌への優しさと保湿力を徹底的に追求するということを目的に、
開発になんと2年間もかけた自信作です。

赤ちゃんだけでなく、お肌が弱くて、なかなかお肌に合うスキンケア製品が見つからない
という方にもぜひ使っていただきたいので、開発秘話をご紹介いたします!

◇開発のきっかけ

ベビーマトリックスFの開発のきっかけは
私に娘ができたことでした。
赤ちゃんにはスキンケア製品は何も付けないほうが良いと思っていたのですが
想像以上に赤ちゃんのお肌は乾燥するんですね。
しかし、とことん安全性の高いものを使ってあげたいのですが
市販の保湿製品では成分的に納得いくものがなかなかありません。
モイスチャーマトリックスもとても安全性が高く低刺激ですが、
赤ちゃんのお肌は大人の何倍もデリケートなので
やはり徹底的に低刺激で安全性の高いスキンケア製品が作りたいと思いました。

実際、モイスチャーマトリックスの中でも最も低刺激なI(アイ)でさえも
刺激を感じてしまう極めて過敏なお肌のお客様もいらっしゃいました。
そのような方にも安心してお使いいただける製品の必要性もひしひしと感じていましたので、
これは絶対作らないといけない、と強く感じました。

同時に、市販のベビーソープを買いに行ってみたとき
売られている製品の成分をチェックしてみてはじめて
本当に安心して赤ちゃんに使えるソープがないことに気づきました。
そうしてベビーマトリックスと同様にベビーソープの開発も始めました。

子育てや家事と格闘しながら、何度も何度も試作品を作りましたが
なかなか自信をもってオススメできるものができあがらず、
気がつくと2年もの月日が過ぎていました。

そして、娘が2歳の誕生日を迎えてから数日たったある日・・・
ついに「これだ!」と言えるものが完成したのです。
(その間は試作品を娘に使っていました。モニターですね。)
ようやく納得のいくベビーマトリックスができました。
ベビーソープについては、あともう少し時間がかかりそうです。

私が今回徹底的にこだわったのは、以下の4つのポイントです。

◆ポイント1:セラミドへのこだわり

ベビーマトリックスFに配合されている成分にはかなりこだわりました。
まずはお肌の保湿に必須である3つの要素を配合することは
今までのモイスチャーマトリクスと同様です。
それはつまり、①セラミド(角質細胞間脂質)②天然保湿因子(アミノ酸類)③油分です。
その中でもセラミドは最も大切な成分です。
かなり厳選して原料を選びました。

セラミドには様々な種類があることは皆さんご存知だと思います。
ヒト型セラミド、天然セラミド(糖セラミド)、擬似セラミド(合成セラミド)などがありますが
他のモイスチャーマトリックス同様ヒト型セラミドを使用しています。
最もヒトの肌との親和性が高く、バリア機能に適していると考えているからです。
今回こだわったのは、ヒト型セラミドの種類。
今までのモイスチャーマトリックスでは、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド6IIの4種類でしたが
今回のベビーマトリックスではセラミド5を追加して5種類のセラミドを配合しています。
種類が多いと何が良いかというと、
ヒトの肌には大きく分類すると11種類のセラミドが見つかっているので
できるだけ種類が多いと肌の内部の環境に近くなるということです。

他のモイスチャーマトリックス同様、ラメラ構造にもこだわっています。
お肌のバリア形成には層状のラメラ構造が大切です。
また、ラメラ構造形成にはコレステロールや脂肪酸も必要なので配合しています。
ラメラ構造の構成のためには界面活性剤も必要なのですが
界面活性剤は天然の界面活性剤である水添レシチンのみ使用しています。
水添レシチン以外には界面活性剤は使用していません。(後で詳しく説明します)

たとえお肌に必要な成分であっても
高濃度にすることで刺激となる場合がありますので
ベビーマトリックスFでは
セラミドの濃度については、低刺激にするために低濃度にして
0.1%に抑えています。

◆ポイント2:防腐剤フリーへのこだわり

防腐剤にもこだわりました。
比較的私は防腐剤については肯定的に考えています。
パラベンやフェノキシエタノールという防腐剤は
安全性の確認された防腐剤ですし、
広く使用されていて問題はありません。
ごく一部で防腐剤がお肌に合わない方がいらっしゃるのは事実ですが
防腐剤を使用しないことで、化粧品が腐ってしまった場合
細菌の出す毒素など、肌に与えるデメリットは
防腐剤による肌トラブルのデメリットをはるかに超えます。
ですから一般的にはパラベンなどの防腐剤の使用はいたしかたないと考えています。

しかし、敏感肌の方やお肌の弱い方の場合は
できるだけ低刺激なものにしたい。
幸い、最近は低刺激な保湿成分の中に
防腐効果のあるものも開発されています。
ベビーマトリックスFにも使用しているプロパンジオールや
1,2-ヘキサンジオール、エチルヘキシルグリセリンなどがそうです
これらを使用することで、パラベンなどの防腐剤を使用しなくても
腐ってしまう心配がなくなりました。
しかし防腐剤に比べると防腐力は弱いので
できるだけ早くご使用いただくことが必要です。

(※ただし、中にはパラベンは大丈夫だけれども
これらの保湿成分がお肌に合わない方もごくまれにいらっしゃいます。)

◆ポイント3:キャリーオーバーへのこだわり

パラベンなどの防腐剤は無添加で製品を作っていても
原料の中には原料自体が腐らないように
防腐剤が添加されている場合があります。
この原料由来の防腐剤は、キャリーオーバーといいます。
実際には製品の中ではごく微量になりますが
それでも反応してしまう超敏感な方もいらっしゃるのです。

そこで、キャリーオーバーでも防腐剤が存在しないように、
原料すべてを徹底的に厳選し、
防腐剤を使用している原料は採用しませんでした。

そのため、お肌のデリケートな赤ちゃんやお子さんだけでなく
お肌がとても弱い大人の方にもおすすめできます。
今までモイスチャーマトリックスで最も低刺激だったモイスチャーマトリックスIよりもさらに低刺激です。
モイスチャーマトリックスでも刺激を感じた方にもぜひお試しいただけたらと思います。

◆ポイント4:界面活性剤へのこだわり

私は界面活性剤については否定論者ではありません。
お肌にとって悪影響を与える界面活性剤もありますが
お肌に何ら悪影響を与えない界面活性剤もあります。
お肌のバリアを壊す洗浄成分などの界面活性剤もありますが
セラミドをラメラ構造にする、お肌のバリアを形成する界面活性剤もあります。

従来のモイスチャーマトリックスでは、
数種類の界面活性剤を用いてセラミドをラメラ構造にしています。
それ以外の目的では界面活性剤を使用していません。

一般的には、界面活性剤の種類が多いことは悪いことではありません。
油分を乳化するには適した界面活性剤を使用することが
界面活性剤の使用量を最少に抑えるために必要ですが
適した界面活性剤がない場合には数種類を混ぜることによって
その油分に適した水分油分バランスにすることができ
トータルの界面活性剤使用量を最少にすることができるからです。
(やみくもに多種類の界面活性剤を過剰量使用することはよくありませんが・・・)

しかし、ベビーマトリックスでは考え方を少し変えました。
というのも、できるだけお肌がもともと持っているものを補うというのが
基本的なスキンケアの考え方です。
いくら安全性の高い界面活性剤であっても
お肌のデリケートな赤ちゃんやお子さんには負担になるかもしれません。
そこで、お肌がもともと持っている
ホスファチジルコリンというリン脂質(天然の界面活性成分です)を主成分としている
水添レシチンのみを使用することにしました。
そのほうが、お肌のデリケートな赤ちゃんやお子さんには
より一層安心できます。

こうして、お肌への優しさと保湿力を徹底的に追求した
ベビーマトリックスFが誕生しました。

お肌のデリケートな赤ちゃんやお子さんだけでなく
お肌が弱くて、なかなかお肌に合うスキンケア製品が見つからないという方など
幅広くお肌の弱い方にご使用いただけたら幸いです。

▶ベビーマトリックスFはこちら


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