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お肌のハリをとりもどす!?コラーゲンを増やす成分は?

光老化・紫外線対策
スタッフ西川
最近歳と共に、肌にハリと弾力がなくなってきたなぁ。
社長
それは、真皮にあるコラーゲンなどの弾性線維の生合成が衰えてくることがひとつの原因です。
いつもでも若々しいハリと弾力を保ちたければ、真皮のコラーゲンなどの線維を作り出す線維芽細胞を活性化して元気な状態を保つとともに、コラーゲンの劣化を防ぐことが大切です。
スタッフ西川
どうしたら線維芽細胞を活性化し、劣化を防げるの?コラーゲン食べればいいの?

コラーゲンは食べても塗ってもダメ?

食べてもダメ?~コラーゲンペプチド・ヒドロキシプロリン~

社長
コラーゲンたっぷりの食事をした翌日は、なんだかお肌のハリがよく、つややかになった気がしませんか?
スタッフ西川
コラーゲン鍋とか流行って・・・そんな「気がする」女子が続出しましたね。

社長
それは全くの「気のせい」です。
スタッフ西川
社長、バッサリ過ぎます(汗)
社長
食事で食べたコラーゲンがそのまますぐにお肌のコラーゲンになることはありません。
スタッフ西川
夢のない・・・

すぐにではありませんが、分解されたコラーゲンのペプチドが何らかの生理活性をもっていて、継続して摂取していると、お肌のコラーゲン合成が促進されるということはあります。

また、コラーゲンに特徴的に含まれているヒドロキシプロリンというアミノ酸も、線維芽細胞に作用してコラーゲンの合成が促進されます。

スタッフ西川
なんだ、コラーゲンを食べて、無駄ってことはないんですね!

塗ってもダメ?~保湿成分として~

スタッフ西川
肌に塗ってもダメなんですよね?

化粧品に含まれているコラーゲンも、お肌の中に入っていってコラーゲンを補給するということはありません。

なお、化粧品に配合されたコラーゲンは、角質層で保湿成分として働いてくれますので、その意味では無駄ではないんですよ。

コラーゲン合成を活性化させる2つの成分

ビタミンC誘導体

ビタミンC(アスコルビン酸)誘導体は、美白や抗酸化成分として有名ですが、線維芽細胞のコラーゲン合成を活性化させることでも知られています。

ビタミンC誘導体の種類・アスコルビン酸のリン酸エステル型(Na塩とMg塩のタイプがあります)
・油溶性ビタミンC誘導体と言われるテトラヘキシルデカン酸アスコルビル
・APPSと呼ばれているパルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
・グルコースの結合したタイプ
・グリセリンの結合したタイプ
・即効持続型のVCエチルと呼ばれている3-O-エチルアスコルビン酸

この他にも多くの種類があり、それぞれ特徴があります。

分子量や浸透性、持続性、安定性など様々ですからどれが最も有効かは判断できませんが、お肌に合ったものをお選びいただくのが最も良い選択かと思います。

ビタミンC関連記事:ビタミンC美容液で抗酸化:効果が高いのは朝塗り?夜塗り?

レチノール

レチノールもニキビやシワに対して効果的な成分として知られていますが、レチノールはコラーゲン合成促進にも効果的です。

レチノールは刺激を感じる場合がありますので、お肌の弱い敏感肌の方はご注意ください。

▶ 話題のレチノール化粧品を使う際の注意点と上手な使い方3つ

大切なコラーゲンを劣化させるのは?

紫外線はお肌の老化の原因の約80%と言われています。

というのも、紫外線(特にUVA)はお肌のコラーゲンを劣化させる原因となるからです。

できるだけ紫外線対策を万全にして、これからの季節を過ごしてください。

紫外線関連記事:SPF値 「紫外線カット率」の実態~SPF20をあなどるな!~

社長
すでにUVAの量はとても強くなっていますよ!
スタッフ西川
日傘男子になる勇気もないし、日焼け止め塗るか・・でもどうやって選ぼう?
スタッフきくい
今度「日焼け止めの選び方」講座開きましょうね!