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敏感肌に知ってほしい。成分の多い化粧品を敏感肌が避けるべき理由

敏感肌
スタッフ西川
沢山成分が入ってる化粧品って、すごい効きそう!
医学博士
お、久しぶりですね早合点西川君。化粧品は入っている成分が多い方がいい、とは限らないんですよ。

敏感肌になるしくみ「神経線維と神経成長因子」

社長(医学博士)

敏感肌の女性が増えていると言われるようになって久しくなりますが、私も敏感肌の発症機構をテーマに研究をし、医学博士を取得しました。

さて、敏感肌になるしくみは様々だと思いますが、そのうちのひとつには、皮膚の神経線維が表皮の表層にまで伸びてきていることが原因だと言われています。

通常の神経線維は真皮までしか伸びていませんが、敏感肌の皮膚では表皮まで伸びています。

細い神経線維が表皮の表層まで伸びていることで、刺激を感じやすくなり、ちょっとしたことでもピリピリ感やかゆみなどを感じてしまうことになるのです。

また、神経線維を伸ばす働きをもつ神経成長因子(NGF)という物質が表皮の内部で多くなっていることもわかっています。

神経線維は、この神経成長因子に向かって伸びてきますので、表皮でこの物質が増えてしまうと、これをターゲットにして神経がニョキニョキと伸びてくることになってしまうのです。

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化粧品の成分が敏感肌の原因に?

スタッフきくい
なぜ神経成長因子が増えてしまうんですか?

その一因としては、洗顔や乾燥で皮膚のバリア機能が低下して、様々な物質や乾燥などの刺激が表皮の内部にまで届きやすくなり、表皮細胞からある種のサイトカインという物質が放出されることで、神経成長因子の分泌が促進されていると考えられています。

化粧品に用いられている成分の中にも、このような神経成長因子の分泌を促進するものがあります。

私たちも、未発表のデータですが、ある種の成長因子やサイトカイン、植物エキスなどが表皮細胞の神経成長因子分泌を促進することを発見しました。また逆に神経成長因子の分泌を抑制する働きのある成分もあります。

できるだけシンプルなケアがお勧め

スタッフきくい
化粧品は、エイジングや美白、毛穴ケア等、たくさんの効果が期待されていますよね。

効果を期待しすぎてたくさんの成分があれこれ入った化粧品を選んでしまうと逆効果で、下手をすると敏感肌になってしまうこともあるかもしれません。

できるだけ化粧品の成分は必要なものだけに絞って、シンプルなケアが大切なのではないかと思います。

スタッフ西川
必要な成分って何ですか?

それは、バリア機能が低下していると、様々な刺激を受けやすくなりますので、セラミドなどのバリア機能に重要な成分です。

バリアの形成には、セラミドとコレステロール、脂肪酸が必要だと言われています。

できればセラミドが単体で入っている化粧品よりも、コレステロールや脂肪酸が一緒に入っているものがお勧めです。

他にもヒアルロン酸や天然保湿因子(NMF)と呼ばれているアミノ酸などの保湿成分も必要ですね。

これらをしっかり補給して保湿ケアすることがとても重要です。

スタッフ西川
分かりました!欲張らないようにして、保湿ケアを心がけます!
シンプルさにこだわって開発された、シェルシュールの超敏感肌シリーズもチェックしてみてくださいね。