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モイスチャーマトリックスUVに西川からの挑戦状②

前号ではモイスチャーマトリックスUVのマイクロカプセルやSPFについて社長に尋ねました。
今回は日焼け止めの使い方などについて聞いてみたいと思います。

③塗り直すのが面倒くさいんですけど

西川:社長、モイスチャーマトリックスUVはそこそこSPFも出てるのに、
石けんで落ちるのは嬉しいんですが、
その分塗り直さなきゃいけないのは面倒です!どうにかなりませんか?

「詳しい説明は避けますが、ウォータープルーフ処方は、お肌にどうしても負担になります。
確かにこの製品はウォータープルーフではないので、落ちやすいですが
ウォータープルーフではない他社製品と比較しても、落ちやすさは同じレベルです。
どんな日焼け止めも、塗り直しがとても大切です。」

「そもそも『塗る量や塗り直し回数』が少な過ぎる方が多く、
実際は商品に表示されているSPFやA+++などの性能を、
十分に発揮できていないパターンも案外多いと思います。」

「SPFを測定する際は、けっこう厚く塗りますし、
実はウォータープルーフでも耐水テストでは80分程度が普通で、
肌に塗った皮膜など、長い時間は保てないのです。」

「適切な量の使用、こまめな塗り直しができないなら・・・申し訳ないのですが、日焼けして下さい。」

西川:嫌です!すみません! 塗り直します!

紫外線ケアしましょう
※この子は西川くんではありません

④日焼け止めなのに乾燥しないのはおかしい!

「西川君、そんな決めつけなくても・・・
でも、それだけ理想の日焼け止めがないってことですよね。」

西川:いくらセラミドが入っているとは言え、
あまりにも乾燥しないのはおかしいんじゃないですか!
一般的に日焼け止めと言えば乾燥ですよね。

「よく勉強してますね。
なぜそういった製品で乾燥するかと言うと、
一つは紫外線吸収剤の刺激によるものです。
肌が荒れる=バリア機能が低下する=肌が乾燥するという図式ですね。」

「さらに、紫外線散乱剤が粉体なので、紛が多いとお肌に塗った時に粉っぽくなり、
カサカサとした感じが残ってしまうのです。」

「『成分良好』と言われるお肌に優しい日焼け止めは、
ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)であることが前提となっています。
しかし、紫外線散乱剤だけを使用してSPF30以上を出そうとすると、
配合量が増え、乾燥の原因を作ってしまう
ので、
そういったお肌に優しい日焼け止めは乾燥しがちなんです。」

「そこで、マイクロカプセルに入れた紫外線吸収剤で肌に負担をかけずにSPFを出し、
紫外線散乱剤の使用量を抑えることで乾燥の原因を抑えました。

そして、セラミドが入っているので、むしろ潤うUVケア商品にできたんです。」

西川:白浮きも全然しませんよね?それは・・・

⑤ナノ化問題は大丈夫なんですか?

ナノ

西川:白浮きをナノ化で解決してるんじゃないですか?

「お!西川君勉強してますね!」

西川:でも、ナノ化って安全性が確認できていないんですよね?

「これまでの研究発表や調査結果では、ある程度細胞内に入るものの、
通常は2次凝集(粒子同士が固まる)しているので、なかなか細胞には入っていかないこと。
表面をコーティング処理しているものは毒性が低いこと、などが報告されています。
したがって私は20~100nm程度のコーティングされている酸化チタン、
酸化亜鉛であれば使用しても問題はない、と判断して使用しています
。」

「モイスチャーマトリックスUVの酸化チタンは、粒径はたて100nm,よこ20nmの長細い形で、
ステアロイルグルタミン酸2Naと水酸化Alでコーティングされています。
酸化亜鉛は、同様にステアロイルグルタミン酸2Naと水酸化Caで
コーティングされていて、粒子径は約40nmです。」

「どちらも問題ないと考える大きさで、肌への親和性が高く、白浮きもしません。」

西川:単語が難し過ぎて良く分かりません!

「勉強して下さい・・・」

「しかし、問題ないと判断したとしても、高濃度に使用するのはやはり躊躇します。
さらに、分散剤として油分や界面活性剤の配合量を多くしたくなかった。
ですから、マイクロカプセルに出会うまでは、
肌に優しく使用感の良い日焼け止めを作ることは、
ほとんど無理なのではないかと思っていたくらいでした。」

「マイクロカプセルに入れた紫外線吸収剤(ナノではありません)を使うことで、
紫外線散乱剤の使用量を抑えることができ、白浮きや乾燥を抑え、
また、粉体分散剤としての油分や界面活性剤の配合を抑えることができた
ので、
使用感も仕上がりも、格段にアップさせることができました。」

西川:苦労されたんですね。。。

敏感肌のための日焼け止め美容液「モイスチャーマトリックスUV」

次は一般的な日焼け止めの選び方を聞いてみたいと思います
つづく